バッティング基本講座の第4回目は「バットを構える時のグリップの位置」についてです。
グリップの位置は「高い・低い」構えがあります。
バットを構えた時のグリップの位置は「トップ」との関係性が強いです。
トップとは「バットを始動させる位置」を言います。
目次
グリップ位置のそれぞれの解説
①の中島裕之と③の丸佳浩は極端なので②の山田哲人のように「肩より少し上」に手があるのが良いです。
③のグリップ位置は、トップまでスムーズに最短で入りやすいです。
逆にグリップの位置が低いとリラックスして構えられる反面、トップまでの距離が長くなりがちになりますので、速い始動が必要になります。
最近では、グリップ位置とトップ位置がほぼ同じな選手も多いです。
体がブレずに振り遅れないことやスムーズなバット始動ができます。
バットを構えた時の角度について
バットは寝かせすぎても立てすぎても極端になりますので、基本的には下記②のように45°前後(40°~50°)が良いです。
バットを寝かせればミートがしやすく高目のボールは打ちやすいですが、低目のボールでは「バッドのヘッドが下がる原因」になります。
バットを立たせると強い打球が打ちやすく低目も打ちやすいですがミートがしにくいです。
④の正面のピッチャー側から見た時のバットの角度も同様に45°前後(40°~50°)が良いです。
極端なバッティングフォームはデメリットの矯正の場合も多いので、極端なバッティングフォームは最初から真似をしない方が良いです。
基本から色々と試してみて「振りやすい・力が入る・ボールに当てやすい」というグリップ位置やバット角度を調整していきましょう。
バットのヘッドが下がるとどうなるの!?
バットのヘッドが下がると、うまく体の力がバットに伝わりません。
具体的にバットのヘッドが下がるというのは、下記の参考画像をご覧ください。
①がヘッドが立っている状態です
②がヘッドが下がっている(立ってない状態)です
両者の何が違うかと言えば、ヘッドが下がるとは、前の手首(右打者なら左手首)が寝ていて、上を向いていない状態を言いますよ。
5回目の「バッティング基本講座」の内容は「前足のステップ」と「体重移動」についての解説です。
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