どんなバッターにも調子が良い時と悪い時があります。
調子が良い時は問題ありませんが、調子が悪い時はスランプが長引く原因にもなります。
調子が悪い時には「どこが悪いのか?」という原因が分からないことはありませんか?
目次
調子が悪い時には軸足のチェック!
- いつもよりもバットのグリップの位置が下がっているかな?
- タイミングの取り方が良くないなぁ。何だか合わないなぁ…
など、バッティングの不調には何かしらの要因があります。
しかし、その根本としてまずチェックするのが軸足(後ろのキャッチャー側の足)の使い方になります。
グリップの位置やタイミングの取り方などだけ改善しても、一時的な応急処置にしかなりません。
そもそも、いつもよりも少しだけグリップの位置が違うからと言って、それだけでは明確に不調とは感じられにくいです。
その根本となる原因があり、それが色々と影響を及ぼしている事が多いんですね。
下半身が崩れると上半身の動きも崩れる
上半身に何かしらの要因があるとすれば、まずは下半身からチェックします。
軸足がしっかりと使えているのか?というチェックですね。
軸足がしっかりと使えていないと、パワーがバットまで伝えられません。
その結果として、上半身にも何かしらの影響が出ているケースは本当に多いんですね。
自らピッチャー方面へ突っ込むのでボールに詰まる、下半身の力がうまく使えない、体が開いてしまうなど色々な要因となります。
悪い例になってしまいますが、2017年の前半から不調続きだった巨人の「長野久義」も怪我の影響で、軸足で粘れないことがバッティングの不調の原因になっていると話をしていましたね。
軸足の粘りとは?
まずバッティングの構えの時には、両足とも足の親指の付け根の「母指球」で立つようにします。
軸足の粘りとは、ホームベース側に向いている足のつま先を、最後まで我慢してからピッチャー側へ向けることになります。
この軸足の粘りで、軸足の内転筋にためたパワーを前足に伝えるんですね。
つま先がホームベース側からピッチャー側へ向くときに、下半身のパワーを伝達連動させてインパクトへとぶつけるんですね。
この軸足の内転筋から前足の内転筋へのパワーを連動させる体重移動を「下半身のタメ」と表現したりもしますよ。
この軸足が早い段階からピッチャー側へ向いてしまうと、軸足で粘れていない、下半身にタメがない。と言われる原因になりますよ。
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