実は子どもの運動能力はすでに3才から差が出ていると、幼児教育のエキスパートは語ります。
今回は「日本経営教育研究所」の八田哲夫氏をご紹介したいと思います。
八田氏は日大卒業後に、23年間で2,200以上の園を訪問その研修や講習は2,800回以上の幼児教育のエキスパートです。
八田氏が語った「子どもの運動能力はすでに3才から差が出ている」というのは具体的にどの様に判断できるのでしょうか?
目次
子どもの運動能力の注目ポイント
この幼児期での運動能力の見極め方は「自分の身を自分で守れるか?」がポイントになります。
- 走りまわって人にぶつからない、ぶつかりそうになれば止まったり回避できるか?
- 転びそうになったら手をついて顔を守れるか?
特に階段の上り下りを速くできる子どもは運動能力が発達しているとの事です。
その理由はバランスに不安がある場合や、転んだ時に自分の身を守れるか不安があると遅くなるからと八田氏は語ります。
すでにこの頃に出た差は、卒園するまで埋まらないそうです。
運動能力が高い子は、経験の質が違ってそれが日々蓄積させるので差が埋まらないとの事です。
やはりよく運動をする子ども、運動機会が多い子どもの方が運動能力が伸びていきます。
子どもの野球のセンスを磨くには!?
八田氏自身も3才からボールを握り、小学3年生の時にリトルリーグに入りました。
小学5~6年ではピッチャーで打たれる気がしなかったという典型的なエースでした。
しかしその頃がピークで、やがて周囲の選手たちの成長に追いつけなくなり、ピッチャーを断念したそうです。
野球がうまそうに見えていたが、実は本物の運動神経がなかったんではないかと分析しています。
それでは、八田氏が語る本物の運動神経とは何を指すのでしょうか?
本物の運動神経とは!?
空間把握能力(空間認識能力)が高い子が野球での運動センスが良いとの事です。
空間とボールの距離を認識して、自分の体をコントロールする能力になります。
- ボールの落下点へ素早く動ける子ども
- ゴロのボールのバウンドの動きを予想して、ハーフバウンドを捕れる子ども
などですね。
野球の動作を身に付けるのは「運動神経を磨いた後」で良いという事ですね。
まずは、自分自身の体をコントロールできる能力を身に付けた方が運動センスが磨けるということです。
自分ではこういった動きをイメージしているけど、実際に録画した映像を見ると、イメージ通りの動きが出来ていない。などありませんか?
自分の体をうまく使うことができないと、イメージ通りに体が動かないので、ボールにバットが当たらないなどになるんですね。
空振りが多い子の特徴の一つではないでしょうか?
子どもにボール遊びを始めさせるのはいつからでも良いです。
最初はボールの軌道予想やバウンド予想が分からないので、ボールが弾むところを見せてあげると良いと八田氏は語ります。
子どもを将来プロ野球選手にするには?
以上で全5回にわたる「子どもを将来プロ野球選手にするには?」シリーズは終了になります。
幼少期には野球にこだわらずに、運動能力を伸ばすことが肝心なんですね。
プロ野球選手でも必ずしも子どもの頃から野球一色でなかった選手もいます。
プロ野球選手になるには、努力や才能だけでなく運も必要になります。
まずは野球のスキルアップをするためには、正しい動作を身に付けることが何よりも大切になります。
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