
バッティングでよく言われる「体の壁」の正体や役割、そしていつまで壁を保てば良いのか?という事について解説したいと思います。
そもそも「体の壁」って目には見えないものなので、壁と言われてもピンと来ないケースも多いですよね。
今回はそんな壁を理解してバッティング上達の役に立てましょう。
目次
バッティングの体の壁について
まずバッティングの壁になるポイントです。
バッティングの壁とは、体のピッチャー側の「肩・腰・ヒザ・つま先」を指します。
特に重要視されるのが「肩とヒザ」になります。
☑ 上半身は腰の回転を始める前に、肩を回転させない様にします
☑ 下半身はヒザを投手側へ向けない様にします
これで、体に壁を作り「胸元をピッチャー側へ見せない」体が開かないバッティングが出来るんですね。
下記の画像でもインパクトに向かうまでには、しっかりと胸のチームロゴを投手に見せていない事が分かります。
バッティングの壁の役割は!?
バッティングの壁には大きく2つの目的があります。
1. 体のパワーを体外へ逃がさないこと
体が開くとパワーが外側(体外)へ逃げてしまいます。
下半身 ⇒ 上半身 ⇒ バット ⇒ インパクト時にパワーを連動出来ないバッティングになってしまうんですね。
せっかく下半身で溜めたパワーが逃げてしまったり、上半身が開いてスイング中にパワーが逃げてしまうと、うまくバットまで力が伝わらなくなります。
2. フェアゾーンへ打ち返すため
フェアゾーンはホームベースを中心とした90°になり、その扇の中へ強く遠くに飛ばす必要があります。
体が開くとファールが多くなる事もあげられます。
ホームベースの角の角度は90°なんですね。
バッティングの壁はいつまで保つの?
壁を作る意識としては、バットを振り出す時になります。
壁が必要なのは、前足でステップをし体重移動して、前足が着地した時からになります。
それからインパクトまでになります。
インパクト後は、体が開こうが構わないんですね。
上記画像でも分かる通りに、インパクト後に腕とバットが一直線になれば、後はフォロースルーになります。
フォロースルーとはパワーを逃がしてあげる動作になります。
ですので、フォロースルー後に勢いが余って一瞬体が弾む様なバッターもいるんですね。
フォロースルー後に躍動感があるバッターとしては、ソフトバンクホークス「#2今宮健太」などがそうではないでしょうか。
身長172cmと野球選手としては小柄ながらも、パンチのあるバッティングでホームランを打てるバッターでもあります。現在では2年連続で2桁本塁打を放っています。
フォロースルーは大きい方が良い。と言われる理由もここにあります。
フォロースルーが大きいというのは、それまでにしっかりとパワーが連動されている証拠なんですね。
バッティングで壁が作れずに体が開いてしまう場合には!?
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