
バッティング基本講座の第2回目は「バットの握り方」についてです。
バッティングの基本中の基本なのですが … 意外とこの重要性を知らない。という意見は実に多いんですね。
指で握るタイプ・手のひらで握るタイプ・絞る位置・バットを短く持つ・バットを長く持つという5つについて解説したいと思います。
目次
バットの握り方「指?それとも手のひら?」
☑ フィンガーグリップについて
バットを指で握ることを「フィンガーグリップ」と言います。
指の第二関節から指の付け根で握る方法です。
フィンガーグリップのメリットは「バットコントロール」がしやすい事になります。
逆にデメリットは「バットにパワーを伝えにくい」という事が挙げられます。
☑ パームグリップについて
手のひらでバットを握ることを「パームグリップ」と言います。
メリットはバットにパワーを伝えられて「インパクト時にボールを押し込める」というメリットがあります。
デメリットと言えるかは分かりませんが「フィンガーグリップ」に比べてバットコントロールはしにくいです。
結論としてどっちがいいのかと言えば、プロ野球選手でも両方のタイプがいます。
ですが、パームの方が多いですし強い打球が打てます。
一応フィンガーグリップを紹介しましたが、後ろの手で押し込めませんので本心として全くオススメしません。
実際に打って芯を外すと指(手)が痺れますし、なかなか力が入らないです。
おすすめは「バットは手のひら」で握る方法です。
ワンポイントとして、バットは両手の「小指~中指」で握る様にします。
別の言い方にすれば、両手の「親指と人差し指」では握らずにバットを構えます。
そしてインパクトの瞬間に全ての指で握り込むことにより、スムーズなスイングから力負けしないインパクトが行えますよ。
バットの絞り方について
よくバットはワキを締めて絞って握れ!と言う指導者もいますが、実はそれは正しいバットの握り方ではありません。
バットの握り方(絞り方)は、インパクトの時に後ろの手が一番力が入るポイントで握ります。
インパクトの時に、ボールを後ろの手で押し込める握りを後ろの手で探って、そのままバットを構えます。
この絞り方があなたに合ったバットの握り方になります。極端にならない様にしましょう。
バットを握る位置について
今度は、バットをグリップエンドぎりぎりで長く持つのか?それとも短く持つのか?というポイントについて解説します。
バットを長く持つと遠心力でバットヘッドが走りスイングスピードが速くなります。
ですので、より強く遠くに打球が飛ぶと言うことです。
デメリットは短く持った時よりもミートがしにくいという事です。
短く持てば長く持つ時と逆になります。
メリットはバットコントロールがしやすいのでミートがしやすい。逆にデメリットはスイングスピードが下がると言う事ですね。
体が出来ていない少年野球などではバットを長く持つと「重く感じ」たりバットをうまく扱えないケースもありますので、自分の力に合わせて短く持つケースも多いと思います。
まだバットに振りまける場合には短く持つ様にしましょう。
バットの長さは体がブレたりしない様に、力強くスイングが出来る自分の位置で握る様にしましょう。
バットのグリップエンドに小指をかける?
最近ではあまり見られなくなったバットの握り方ですが、草野球ではたまにカッコつけがやりがちですね(笑)
グリップエンドに小指をかけると衝撃やデッドボールで怪我をしやすいですし、力も逃げてしまいますのでやめましょう。
プロ野球選手でも、バットのグリップエンドに小指をかける打者はいないはずです。
プロは自分の体に合わせて作ったバットを使用しますので、そうするくらいならば規定内でバットを数センチ長くオーダーします。
以上がバットの握り方についてでした。
3回目の「バッティング基本講座」の内容は「バッティングのスタンス」と「立ち位置」についての解説です。
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