
今回は色々と見解が異なる「コンパクトなスイング」についてです。
このバッティングでよく聞く「コンパクトなスイング」ですが、具体的にはどの様なスイングなのか?について迫っていきたいと思います。
目次
コンパクトなスイングの勘違い
よくコンパクトなスイングと言えば「バットを短く持って当てに行く」というイメージがあるのではないでしょうか?
しかしこれは、本来の意味のコンパクトとは言い難いです。
コンパクトとは、こじんまりとした小さなスイングではありません。
こじんまりとした小さなスイングで振ってもボールは飛びませんからね。
コンパクトなスイングと言えば、バットを最短距離で出して、無駄のない動きでボールに力をぶつけることになります。
そして、コンパクトなスイングがどの部分を言うのかと言えば、下記の③~⑤になります。
トップ ⇒ スイング ⇒ インパクトのスイング過程ですね。
プロでも見解が異なるコンパクトなスイング
コンパクトの定義は「バットを最短距離で無駄のない動きでボールに力をぶつけること」と言いました。
しかし、これではまだ「抽象的な表現」ですので、もっと具体的にコンパクトを追求したいと思います。
それではプロ野球選手の、より具体的な意見はどうなのでしょうか!?
まずは、上記でも説明した通りに、トップまでの動作は通常のスイングもコンパクトも変わりません。
プロ野球選手の見解としては「振り幅を小さくしてミートを重視する時に行う」スイングがコンパクトだと言います。
コンパクトなスイングをより具体的に!
稲葉篤紀がコンパクトなスイング(左)と通常のスイング(右)を見せてくれます。
赤の軌道がコンパクトなスイングですね。
やはり「コンパクト」と言うだけあり、バットの軌道はより最短になっています。
2つのバットの軌道を重ね合わせると、コンパクトなスイングの方が、よりトップから鋭角に出してスイングしている事が分かります。
バットの軌道の違いです(赤がコンパクト)
コンパクトなスイングをより詳細に!
今度は「古田敦也のスイング」で違いを見ていきましょう。
同時に比較するとかなり分かりやすいです。
これにより導き出された結果として「コンパクトなスイング」をより具体的に解説すると、「トップからインパクトまでが鋭角なスイング」という事です。
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