野球教室のメリットやデメリット選び方などをご紹介

今回の記事では、野球教室の選び方やメリット・デメリットのご紹介になります。

記事の最後に「全国の野球教室の一覧」も掲載していますよ。

野球教室を検討している現状としては…

  • 子どもに何かスポーツを習わせたい
  • 子どもが野球教室に通いたがっている
  • 子どもに野球が上手になって欲しいから野球教室を検討している
  • 今の所属チームでは、練習がメインなので技術指導をして欲しいと思っている
  • 将来の夢は甲子園出場やプロ野球選手なので、どんな野球教室を選べば良いの?

など、色々な疑問があるかと思います。

目次

野球教室の選び方

野球教室は、野球塾やベースボールアカデミーとも言われたりします。

まず選ぶポイントとして「目的」に合わせた野球教室を選択する様にしましょう。

上記で説明した通りに「どの程度のレベルを求めているのか?」という事ですよね。

☑ レベル1 / 未就学児~小学生が参加している近所の学校やグラウンドで練習するレベル

☑ レベル2 / 小学生が参加している近所の学校やグラウンドで練習するレベル

☑ レベル3 / バッティングセンターで教えてくれる野球教室(ピンキリあり)

☑ レベル4 / 本格的な野球経験が豊富な指導者がいる

☑ レベル5 / 室内練習場があり元プロ野球選手が教えてくれる

などに分類されます。

  • 指導者の野球経験のレベルが高い
  • 室内練習場がある

この2つのポイントを満たしていれば、かなり本気度が高い野球教室で、野球教室とは呼ばずに野球塾やベースボールアカデミーという名前を用いているところが多いです。

さらに、レッスン体系も気になるところですよね。

  • グループレッスン(10名程度~以上)なのか?
  • 少人数制(3~4名程度)なのか?
  • 個人レッスン(別料金制)なのか?

という事もあげられます。

もちろん、少人数であったり個別指導の方が指導者も目が行き届きますので技術は伸びます。

一応レベル1~5までご紹介していますが、必ずしもこの通りに当てはまるとは限りません。

例えばバッティングセンターで教えてくれる野球教室では、高校時代に野球をしていた人がバッティングのみを教えてくれる所もあります。

その反面、バッティングセンター内に練習スペース(室内練習場)を持ち、守備まで教えてくれて元プロが指導する所もあります。

分類は難しいのですが、色々な形態の野球教室があるんですね。

ですので、気になった野球教室は全て「体験」する事をおすすめしますよ。

体験があるかどうかも大切

野球教室や塾の多くは「体験」があります。

野球教室(塾)では月謝以外にも「入会金や年会費」が必要なところもあります。

そして「スポーツ障害保険」への加入は必須です(年間で1,000円)前後です。

例えば「入会金+年会費+保険料」を払ったのに子どもがすぐに辞めてしまった…

となれば非常にもったいないです。

体験は無料のところから、1,000円~2,000円程度で設定している所が多いです。

何ヶ所か体験して一番良かった所を選ぶと良いでしょう。

未就学児の場合

まだ、未就学児(小学校に進学していない)子どもであれば、野球技術ではなく「運動目的」になります。

この年齢では、運動を通じて体の使い方を覚える「基礎運動能力」が備わる時期です。

運動を通じて野球の楽しさを覚える時期でもありますし、この年齢であれば野球以外のスポーツでも良いんですね。3才から参加できる野球教室もあります。

この時期は、本格的な野球教室でなく気軽に参加できる野球教室で良いでしょう。

小学低学年の場合

小学1年生~3年生では、将来的なビジョンが明確であれば、レベルが高い所に入っても良い時期になります。

まだ頭では理解できなくても、体が覚えていく時期になります。

気軽に参加したい場合には、グループレッスンの気軽な野球教室で十分です。

気軽な場合には、小学校やスポーツ少年団での野球やソフトボールチームでも良いでしょう。

この時期では「目的」に合わせて選びましょう。

小学中高学年の場合

この時期は「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期です。

人生でもっとも技術習得が出来る時期なので、子どもをプロのスポーツ選手にしたい親は、この頃からしっかりとした練習を開始させます。

この時期に習得した技術は一生身に付くと言われているんですね。

それが「ゴールデンエイジ」と呼ばれる「9~11才」の時期になります。

  • 中学生や高校生になっても野球をする可能性がある場合
  • 子どもの将来性を高める場合
  • プロを目指す場合
  • プロになれなくても社会人野球で良い会社に入社して欲しい場合

など、何かしらの可能性を感じているケースでは、なるべく高いレベルの野球教室を選ぶと良いでしょう。

将来は良い大学に入ってもらいたい。など運動目的の場合は気軽な野球教室で良いでしょう。

運動目的の場合には野球教室でなく、先述した通りに小学校や近くのスポーツ少年団での野球やソフトボールで良いかと思います。

  • プレゴールデンエイジ(3~8才)
  • ゴールデンエイジ(9~11才)
  • ポストゴールデンエイジ(12~14才)

の詳細については、下記の記事よりお読み頂けます。

特に本気度が高い場合には必ず目を通して下さいね ^^ /

中学生の場合

中学生では色々な選択肢の幅が広がります。

  • 部活での軟式野球
  • リトルシニアチームでの硬式野球

が主な選択肢になります。

甲子園を目指す強いチーム、将来的にプロ野球選手を目指す子どもは「硬式野球」を選択します。

リトルシニアは部活とは違い毎日練習はありません。練習日以外に、野球教室で技術をさらに磨いてたり自主練を行うことになります。

中学生で部活に入れば毎日練習で疲れて帰って来ますし、休みも多くないので野球塾に通うケースは少ないと思います。

中学生の硬式野球チームに所属していれば、野球塾はレベルが高い所を選ぶようにしましょう。

ただ現実的な問題として、硬式野球チームに所属して野球塾にも通えば結構お金がかかってきます。バッティングセンターにも行くでしょう。

毎月定期的に通う野球塾と言うよりは、何か技術で困った時に単発の個人レッスンが出来る野球塾の活用の仕方が良いケースもあります。

また野球塾の中では「中学3年生を対象にしたコース」を設置している所もあります。

中学の部活引退後に、高校野球に備えた練習や中学時代に軟式の場合には硬式ボールに慣れる意味もあります。

高校生の場合

現在は昔と比べて緩和されてきた「プロアマ規定」です。

しかしプロ野球選手は、引退しても「高校野球・大学野球」の指導は出来ません。

プロ野球選手になれば、自動的に高校と大学で野球を教える「学生野球資格」がなくなります。

学生野球資格を回復するには、引退後に資格回復研修を受ける必要があります。

このケースは、元プロが高校や大学でコーチや監督になるために研修を受ける目的があります。

昔は教職を10年経験しないと「学生野球資格」は回復しない条件もありました。

現在では教職免許がなくても研修が受けられる様になっています。

学生野球資格が回復すると、プロ野球選手としての活動制限や金銭面など細かい条件が発生するために、野球教室をしている元プロ野球選手がこの資格を回復するメリットはありません。

ですので、元プロ野球選手がいる野球教室では高校生と大学生は指導対象に入らないんですね。

元プロ野球選手がいない野球教室では高校生以上も対象にしている所はあります。

ただ、強豪校に入れば毎日練習漬けですし、一般的な高校生でも部活と勉強の両立であまり野球塾の需要はありません。

プロとアマに大きな溝を作ったプロアマ規定の柳川事件とは!?

柳川事件は昭和36年に起こったプロ野球界と社会人野球界との間に起こったトラブルでです。

この頃は、プロがアマから選手をスカウトするのは自由でした。

しかしアマ側としては、大事な大会中に主力選手がいなくなるのは問題ですよね。

そこでアマ側は現在の「社会人野球日本選手権大会」終了までは選手をスカウトしない様に要請し、プロ側はその協定を遵守していました。

その期間は3月1日~10月31日です。

しかし、さらにアマ側が新たな条件を作りプロ側との摩擦が生じて、プロ側は協定の破棄を通告します。

その条件は、プロ野球を退団した選手が社会人チームへの入部規制でした。

そんな無協定状態の中で、昭和36年4月20日に中日ドラゴンズが「日本生命の柳川福三」外野手と契約して入団を発表しました。

これにより社会人野球協会は、プロ野球界との関係断絶を発表する流れになります。

それから30年以上もプロとアマの断絶状態が続くことになったんですね。

野球教室のメリットとデメリット

それでは最後に「野球教室のメリットとデメリット」です。

技術上達を主でなく「運動目的」の場合には、特にデメリットはありませんが2つだけ注意点があります。

  1. チームユニフォームを購入する必要がある
  2. 保護者当番がないかを確認する

ユニフォームは運動着になり必要ですが、中にはその他にも色々と購入をすすめて来る野球教室もあります。

購入は必要最低限で、必要ないものはいらないとキッパリ断りましょう。

運動を目的とした野球教室では「野球チーム的な活動」が多いです。

集団レッスンですので、個々の練習ではなく全体的なチーム練習的な活動ですね。

ですので、面倒な保護者のお世話当番(水分補給の準備や手伝い等)がある可能性もあります。

保護者のお世話当番が負担になる様ならば、その野球教室はやめておきましょう。

もちろん、チーム的な活動をしている野球教室でもお世話当番が一切ないところもあります。

本気度が高い野球塾のメリットとデメリット

本気度が高い野球塾では、すでに野球経験があり、さらに野球の上達が目的になります。

レベルが高い指導者や室内練習場がある野球塾が良いでしょう。

子どもが通いたいと言っている場合には、本気度も確かめたいですよね。

野球は道具なしでは行えません。まずは道具を大切にしているかを確認しましょう。

優秀な指導者は、何も野球の知識や技術が優れているだけではありません。

その子の特徴も把握してその子に合った指導をしてくれる様になります。

野球塾のメリットは、やはりチームでは教わらない細かい技術習得や、個別に見てくれるところにあります。ですので当然技術は向上します。

デメリットは相応に料金が高い野球塾もあります。

また野球経験があれば、現状の土台(技術)を見てから技術アップやクセの修正などを行うところも多いです。

すでに経験者なのでバットの握り方など一から教えてくれるかは、その指導者によるかと思います。もちろん、基礎中の基礎から教えて欲しいと言えばしてくれます。

ただし、すでに備わっている土台から肉付けしてレベルアップしていく指導法では、良い動作と悪い動作の判断までは全て教えてくれる訳ではありません。

  • 野球塾のメリットは直接的な指導でのレベルアップになります。
  • デメリットは、レッスンの1コマは60分程で週1回~2回なので、一から全てを教わる訳ではないという点になります

ですので、打てなくなった場合などの「スランプ」になれば、どの動作を修正して良いのかは自分では分からなくなるんですね。

その様な場合には、一度プロ野球選手が「基礎・応用・技術・練習方法の全て」を教えてくれる「野球DVD」という選択肢も良いんですよ。

野球塾に通い続けるよりも断然にお得にプロ野球選手の「知識・技術・練習方法・良い動作と悪い動作」を教えてくれますよ。

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