野球のランナーコーチの役割や基本ポイント

野球のランナーコーチの基本と役割についてです。

ランナーコーチは「ランナーコーチャー」や「ベースコーチ」とも言われます。

ランナーコーチ(ランコー)の役割は、ランナー(走者)のサポート役になります。

高校野球では18人~20人(甲子園では現在18人)のベンチ入り中で、一塁コーチと三塁コーチが決まっているチームもあります。

小学生レベルならば、ランナーを止めるのか?塁を回らせるのか?の判断をランナーに伝えるだけのチームもあると思います。

ランナーコーチに必要なのは状況分析と情報伝達になりますよ。

今回はそんなランナーコーチについての解説になります。

目次

一塁コーチャーの役割

一塁コーチャーは、二塁へ向かうかどうかの判断をします。

ランナーへストップかゴーを知らせるジャスチャーはチームによっても違いはあるでしょう。

多いのは二塁方向を指してランナーに知らせると同時に大声で知らせる方法です。

ゴー!・二つ!・セカンド!など声掛けもチームよって違うでしょう。

大事なのはジャスチャーと声掛けの両方を行い、きちんとランナーに伝えることになります。

一塁コーチャーはピッチャーの牽制の傾向などの情報も伝えたりします。

近年ではエルボーガード(アームガード)やレッグガード(フットガード・バッティングレガース)をするバッターが多いので、それらを回収する事も行います。

三塁コーチャーの役割

三塁コーチャーは、二塁を回る時と三塁を回る時の判断をします。

また二塁ランナーには、相手の守備がセカンドベースにカバーに入ったら知らせる役割もします。

野手がセカンドベースカバーに入れば、ピッチャーからの牽制が来るという事ですね。

サードでストップさせる時には両手を横に広げてストップのジェスチャーと「ストップや止まれ」の声掛けをします。

際どいボールが来そうな場合には、スライディングをする指示を出します。

表現が難しいですが、両手を下へ払う様なジェスチャーです。

オーバーランさせるだけならばホームを指したり、ホームまで突っ込ませる場合には片腕をグルグルと回します。

この辺りの細かいことはチームで決めておきましょう。

特にセカンドからサードへ走って来たランナーは、グラウンドに背を向けているのでボールの状況が分かりません。

ですので、三塁コーチャーのストップやゴー判断は重要になってきます。

ランナーの足の速さ・外野手の肩の強さ・守備の連携・イニングや点差などを瞬時に判断する必要があります。

どうしても1点が必要な場面・無理をしなくて良い場面は常に頭に入れておきましょう。

ランナーコーチの役割について

ランナーコーチは出塁したランナーへ情報伝達をして確認すべき事項があります。

ゲーム状況(アウトカウント・点差・他のランナー状況)

ピッチャーの牽制・傾向・クセなど

相手守備の傾向(外野手の肩の強さなど)

になります。

その他には、想定される次の場面や盗塁についての内容などになります。

ランナーへの情報伝達は「短い言葉で正確に伝える」ことが重要になります。

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