
野球では誰しもが一度は憧れるのがホームランバッターではないでしょうか?
野球はチームスポーツなので、全てのプレーは他の選手と共有する時間になります。
しかし、ホームランをスタンドインした時だけは違います。
ダイヤモンドを周回する時間だけは、そのバッターが独り占めできる特別な瞬間になります。
目次
ホームランを打つにはどうすれば良いの?
ホームランを打つには体格や筋力が必要な他にも、バッティングの技術が必要になります。
よく言われるのが、基本の「インサイドアウト」を身に付けることです。
※ インサイドアウトについては記事の最後にご紹介しています。
そして、ホームランバッターの特徴は「フォロースルーが大きいこと」があげられます。
インパクトの瞬間にバットをボールの下に入れ込み、スイング軌道がアッパー気味になります。
ですので、大きな力と角度が付いてフォロースルーが大きくなるんですね。
一般的なバッターのスイングは、振り出してから「ダウンスイング ⇒ レベルスイングでインパクト ⇒ 手首が返りアッパースイング」というバットの軌道です。
しかし、ホームランバッターのスイングは、インサイドアウトでダウンスイング開始から、レベルスイングが短く、アッパースイングの軌道を描きます。
ホームランバッターのスイング軌道
まずは「青木宣親」のバット軌道です。
① インサイドアウトでダウンスイングで振り出します
② 綺麗なレベルスイングの軌道を描きます
最後にフォロースルーで「緩やかで大きなUの字のバット軌道」です。
今度はメジャー通算762本の本塁打記録&シーズン通算73本の本塁打記録を持つ「バリー・ボンズ」です。
① インサイドアウトでダウンスイングで振り出すのは同じです
② すでにインパクトの直前でアッパースイングになります
③ そのままの角度でホームランです(笑)
まさに「Vの字のバット軌道」ですね。
ホームランバッターはスイングスピードと、打球角度が違ってきます。
ホームラン狙いのバッティングはダメなの?
ホームランが打てるバッティングは、良いバッティングが出来ている証拠です。
プロのバッターでも毎打席ホームランを狙うバッターとして「柳田悠岐」が有名すね。
しかしホームラン狙いでは、力み過ぎるので大振りになってボールに当たらないという影響があります。
本来のインパクト時ではなく、その前の動作から余計な力が入り、スムーズなパワー連動を妨げる要因になるんですね。
力の使いどころや入れどころがしっかりとしていれば狙っていきたいのがホームランですね。
フルスイングと大振りの違いって?
よく「バットは思い切って振れり抜け!」という言葉を耳にします。
これがフルスインですね。
フルスイングでは、インパクトの直前からしっかりとバットが加速してボールに力が加わります。
しかし「大振り」では、加速スピードが最大限になる前に、ボールを打ちに行くことです。
何が違うのか?と言えば、やはり「インサイドアウト」のスイングが出来ているかどうかですね。
インサイドアウトのスイングでは、しっかりとバットのヘッドが走り加速するスイングが出来る様になるんですね。
身長が低くてもホームランが打てるバッターは、インサイドアウトがしっかりと出来ていますし、パワーを生み出す足腰の筋肉が凄いんですね。
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