
バッティングで手首を利かせるという言葉があります。
手首を利かせると言うのは、バットがボールに当たる直前に手首を返してよりパワーを伝える。という意味もあります。
個人的にはこの手首を意図的に返すのは否定派です。
- 手首をこねるクセが付く
- フォロースルーが大きくなりにくい
という点があるからです。
しかし今回はそんな手首を返さないで手首を利かせるという「偶力(ぐうりょく)」についての解説になります。
目次
バットの偶力とは!?
バットの偶力やバッティングの偶力と言われる「偶力」という力は何なのでしょうか?
それは下記の写真でも分かる様に ・・・
- 引き手でグリップを後ろに引く力
- 押し手でバットのヘッドを押しだす力
この2つの力の総合パワーを「偶力」と言います。
そもそも偶力って何?
偶力は「力対」とも言われます。
物体の2点に「大きさが等しく互いに平行で逆向きの2つの力」の対を偶力と言います。
その他に偶力と言われる物は「自動車や自転車のハンドルを回す両手の力」が分かりやすい例かもしれません。
てこの原理と言えば想像しやすかもしれませんね。
バットを押し込むイメージ
偶力は、押し手で「バットを押し込むイメージ」とも言えます。
インパクトの瞬間に、後ろの押し手でバットを押し込む動作ですね。
厳密に言えば「インパクトの瞬間」よりも「インパクトの直前」と言った方がしっくりとくるでしょう。
そんな「偶力」を活かしたバッティング上達方法は、下記の記事も読んでみて下さいね。
少年野球のバッティング上達で一番大切な事とは?
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